幼稚園教諭|二種免許から一種免許を取得する方法

一言に幼稚園教諭免許の中には「一種免許状」と「二種免許状」があります。
 
  • 「一種免許状」と「二種免許状」の違いは何なのか?
  • 「二種免許状」から「一種免許状」にステップアップする方法は?
 
など「一種免許状」と「二種免許状」についてご説明します。

1.それぞれの免許取得方法

【一種免許状】
一種免許の取得は文部科学省によると「大学卒業程度」とされています。
要するに一種免許取得可能な大学を卒業することで、幼稚園教諭一種免許が取得できます。
 
中には短大でも取得可能な学校があります。文部科学省HPで取得可能な大学を確認できます。
 
また、二種免許状をすでに取得している場合、幼稚園での勤務経験があれば、大学で所定の単位を取得することにより、一種免許状を取得することが可能です。詳しくは【5】で説明しています。
【二種免許状】
二種免許の取得は文部科学省によると「短期大学卒業程度」とされています。
要するに二種免許取得可能な短大を卒業することで、幼稚園教諭二種免許が取得できます。

2.それぞれの免許の特徴

【一種免許状】
幼稚園教諭として勤務出来るのはもちろん、一番の特徴として「園長になる資格」があります。
【二種免許状】
幼稚園教諭として働く事が出来ますが、園長になることは出来ません。
 
しかし、現在活躍している幼稚園教諭の7割は「二種免許状」を保持していると言われており、幼稚園教諭として勤務するうえでの問題は全くありません

3.それぞれのメリット

【一種免許状】
《2》でもお伝えしたように、園長になる資格があります。ずっと幼稚園教諭として働き続けたいと思っている場合には、将来の可能性が大きく開けます
 
また、大学を卒業しているということもあり、短大を卒業して働きだした場合より初任給が高いところがほとんどです。
 
これはあまり多くありませんが、「一種免許状」を持っていることが採用条件となっている幼稚園も稀に存在します。
 
【二種免許状】
一番のメリットは早く働き始めることが出来る。という点です。
 
幼稚園教諭は20代で退職する人がとても多い職種です。短大を卒業した20歳から働き始めるのと、4年制の大学を卒業した22歳から働き始めるのでは働ける年数が変わってくる可能性が高いのです。
 
少しでも長く幼稚園教諭として活躍したいのであれば、二種免許を取得して早く現場へ出る事が重要です。

4.それぞれのデメリット

【一種免許状】
一番のメリットは、現場へ出るのが遅くなるということです。
 
大学を卒業してから現場へ出ると、短大を出て20歳から働き始めた同じ歳の人が2年先輩となっています。
幼稚園教諭の2年はとても大きな差があります。
 
同じ歳でありながら、先輩後輩関係になるというやりにくさがあるかもしれません。
 
また、結婚や出産を機にに現場を離れる人が多い職種ですので、働ける年数が短くなるというのもデメリットかもしれません。
 
採用側としては、「1年でも長く働いて欲しい」と思っているところがほとんどなので、大学を卒業した新卒の採用に積極的でない幼稚園もあります。
【二種免許状】
一種免許状を取得している人に比べ、給料が少ないというデメリットがあります。
 
短大卒業後、必死に働いてたどりついた3年目の給料と、大学を卒業して入ってきた新卒の給料が同じ、もしくは新卒の方が多い場合もあります。この事実を知った時は、なんとも言えないむなしさを覚えるかもしれません…
 
また、「園長になりたい!」と思った場合には、追加で単位を取得して一種免許状を取得する必要が出てきます。

関連記事
【幼稚園教諭免許】活かせる仕事&働ける場所9選

5.幼稚園教諭二種免許から一種免許にステップアップする方法

二種免許取得後、一種免許を取得するにはいくつかの条件があります。
 
まずは、幼稚園教諭として5年以上の勤務経験が必要です。5年以上の勤務経験があれば大学などで必要な単位を取得することにより、一種免許状を取得することが可能です。
 
勤務年数によって、必要な取得単位が変わってきますので、詳細はこちらの表で確認が出来ます。
 
勤務年数が長くなればなるほど、取得する単位は少なくてすみます。
 
一種免許状がすぐに必要ない場合、二種免許で幼稚園教諭を12年続ければ、最小である10単位で一種免許を取得することも可能です。
 
計画的に取得するのがよさそうです。

6.まとめ

yomoko

幼稚園教諭は「一種免許」でも「二種免許」でも、普段保育するにあたり、違いはありません
 
資格取得で学べることはもちろんありますが、現場で積む経験に勝るものがありません。大切なのは免許の種類より、子どもと日々向き合い、経験を積んでいくことです。
 
幼稚園教諭としていつまで働きたいのか、将来どうなりたいのか、それを考えることで、あなたには「一種免許」と「二種免許」どちらが必要なのか、自然と決まるのではないでしょうか。
 
必ずしも「一種免許」が優れているというわけではありません。
 

あなたの地域の「好待遇二種免許求人」
を紹介してもらう