幼稚園教諭の五月病「出勤が辛い」それは甘え?それとも心の悲鳴?

幼稚園教諭の五月病

社会人になると誰もが楽しみなゴールデンウィーク。

しかし、楽しみだったゴールデンウィークが終わってしまった今「仕事に行きたくない」「幼稚園教諭をやめたい」「まだ5月、新年度が始まったばかりなのに・・・」と気持ちが沈んでいませんか?

それは、もしかしたら「五月病」かもしれません。

五月病って何?

①五月病ってどんな症状?

幼稚園教諭に限らず、新社会人や学生などが5月のゴールデンウィーク明けに陥りやすい「仕事や学校に行きたくない」「何もしたくない」という鬱のような精神状態のことを指します。

新しい環境に慣れず、無気力や食欲不振、不眠、不安や焦りなど心身の不調をおこしてしまうのです。

医学的には適応障害かうつ病であるとされています。

②どんな人がなりやすい?

誰もがなりうる五月病ですが、五月病と感じず過ごせる人もいます。

どんな人が五月病の症状に陥りやすいかというと、完璧主義で真面目な人です。

どんな仕事もきちんと丁寧にこなさないといけないと必要以上に感じ、自分の負担を気付かないうちに大きくしまっているタイプです。

また責任感が強い人や周りに合わせ過ぎてしまう人も同様です。

他にも自分の気持ちをあまり表に出せず、内向的な人はストレスをため込んでしまい、五月病に陥りやすいです。

②いつ抜け出せる?

基本的には一過性のものであるので、時間が解決してくれる場合が殆どです。

ゴールデンウィークが明け、しばらくはやる気がでなかったり仕事に行きたくないという感情も強いと思いますが夏頃からは、その気持ちも落ち着き、また自分のペースを取り戻し、五月病を抜け出せることが多いですよ。

幼稚園教諭の五月病

①どんな症状?

基本的な症状は一般的な五月病の症状と同様です。

「仕事に行きたくない」「やる気がでない」など不安や焦りを無気力さ感じたり、食欲不振・不眠などの心身の症状です。

しかし幼稚園教諭の仕事となると毎日子どもたちと顔を合わせる仕事なので、ひどい場合「子どもの顔を見るのが辛い」「子どもの前に立って保育をすることが辛い」と大好きな子どもたちのはずなのに、嫌悪感を抱いてしまう場合もあるのです。

②幼稚園教諭は五月病になる人が多い?

新人幼稚園教諭が五月病になりがちだと思われますが、幼稚園教諭なら誰でもなる可能性があります。

幼稚園教諭という仕事は毎年4月に新しいクラスになり、自分が初めての担当する学年だったり、クラスのメンバーもがらっと変わるのでクラスの状態が毎年リセットされます。

特に4月5月はまだクラスも落ち着いておらず、慌ただしい毎日です。そんな日々を過ごす幼稚園教諭は肉体的にも精神的にも体力を使い、五月病になる人が多いでしょう。

③どうすればいい?

新年度の慌ただしさは、必ず次第に落ち着いてきます。

またクラスの子どもたちのこともだんだんと理解でき、クラスも少しずつまとまっていくので、それに伴い、五月病の症状は落ち着いてくることが殆どでしょう。

始めは新しいクラスの保護者にも気を遣ったりして、疲れることも多いですが、少しずつ保護者との関係もでき、子どもたちの幼稚園教諭に慣れていくので時間が解決してくれる場合が多いですよ。


幼稚園教諭として、職場の先生、子どもたち、その保護者と、関わる人が多い分だけ仕事の悩みもたくさんになりますが、可愛い子どもたちに癒される場面は本当にたくさんあると思います。

子どもたちのことが大好きなあなたならきっと五月病の悩みも少しずつ落ち着き、今までのような温かい目で子どもたちを迎えられるはずです。

「出勤が辛い」
こんな場合は要注意

①幼稚園の勤務体制に問題がある

人手不足で、一人あたりの仕事量が明らかに多かったり、労働時間があまりにも長く、サービス残業が当たり前の場合は要注意です。時間がたっても解決はしません。

また、人手不足が原因で子どもの安全が十分に確保されていないなど、幼稚園教諭がどれだけ頑張っても、解決しない問題がある場合も要注意です。

②いじめがある

特定の人からの必要以上の言葉の攻撃だったり、嫌がらせだったり、そのような場合は五月病は関係ありません。

指導であれば問題ないですが、幼稚園教諭を傷つけるだけの暴言の場合危険です。

どれだけ時間がたっても、解決することはまずないでしょう。

また、言葉での攻撃だけでなく、故意に仕事をさせてもらえなかったり、疎外感を感じさせるような環境や派閥争いがあったり、人間関係が非常に悪い場合なども要注意です。

③自分の体調がGW前から不調である

もともとの持病があったり、体調の不調を以前から感じている場合、ゴールデンウィーク明けに更に悪化する場合があります。

誰でも少なからず、5月はいつも以上にストレスを感じるはずです。

ストレスが身体に与える影響は大きく、持病も悪化しやすく、治りずらいことが多いです。


幼稚園教諭の場合、サービス残業が当たり前のところが多く、その労働時間が過度な場合もあります。

十分な睡眠時間を確保できないと、体の不調だけでなく、心的な不調に繋がることが多いです。

規則正しい生活が十分送れているか、労働環境はおかしくないか一度自分を見つめ直してみてくださいね。

「どうしても出勤したくない」
そんな場合どうする?

①休暇をもらう

幼稚園教諭は一人担任のことが多い為、なかなか休暇を貰いずらいと思います。

しかし自分の体を最優先と考え、休暇をもらうことも大切です。

しかし、そのような理由で1日休んでしまうと次の日も、また次の日も行きたくないとなり、どんどん職場に行きずらくなってしまうこともあるので、休んだ1日でしっかりリフレッシュをしたり、睡眠時間を確保したり、病院に行ったりして、「仕事が終わらない」「失敗ばかりで嫌」という負の連鎖を断ち切ってみましょう。

そうすることで新たな活力になったり、すっきりすることができるでしょう。

②休日に楽しみな予定を入れておく

気休め程度かもしれませんが、休日に楽しみな予定を入れておくことで、平日の仕事を何とか割り切ってこなすのも一つの手です。

時には仕事終わりでも友だちに話を聞いてもらったりしてリフレッシュすることが必要です。

仕事のことを忘れ、リフレッシュすることでストレスも軽減し、仕事への活力になるでしょう。

幼稚園教諭として、子どもたちのことは大切ですが、あくまでも仕事です。

仕事のために自分を犠牲にするのではなく、仕事は仕事、休みは休みと割り切って働くことも大切です。

③退職・転職を考える

「仕事に行きたくない」「辞めたい」と思う時、たいていの人は自分を責めて辛い思いをしています。

  • みんな頑張っているのに自分だけ頑張れない
  • どうして私は馴染めないんだろう・・・

私も経験したことがありますが、自分が落ちこぼれの様に感じてとても辛ったです。

そんな時は勇気を出して転職も視野に入れてください。

何度も転職を繰り返している人はあなた自身に問題があるかもしれません。しかし、転職経験がない人は「職場に問題があるのか」「自分に問題があるのか」判断することは難しいのです。

環境を変えて、驚くほど簡単に悩みが解決した経験があります。

「自分のせいじゃなかった。私はちゃんと頑張れる人間だった。」と思えた時はとても嬉しく自信を取り戻せたことをとてもよく覚えています。

私は、同じ失敗を繰り返すことが一番怖かったので、人間関係や条件を事前に聞いてから転職先を決めました。

その時お世話になった、保育ひろばという保育職を専門に扱う転職サイトはとてもよかったです。

ぜひ、話しを聞いてみてくださいね。優しい方ばかりで話しているだけでも救われた気持ちになります。

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まとめ

新人の幼稚園教諭はもちろんのこと、誰でも新年度にかかる可能性のある五月病の壁。

しかしあまり重く考えすぎずに、誰かに相談したり、休日を自分のためにしっかり過ごしたりすることで気持ちの落ち込みが少ないようにしていきましょう。

この時期を乗り越えてしまえば、仕事の軌道にも乗ることができますし、保育生活が楽しいと思えることでしょう。

オンとオフの切り替えを大切にし、プライベートも仕事も楽しめるように一緒に頑張っていきましょう。