幼稚園教諭いじめの実態|先輩、後輩etc…幼稚園の先生同士のいじめ

「幼稚園の先生」という言葉からどんなことを連想するでしょうか。

  • 子ども好きで優しそう
  • 楽しそう
  • 子どもの面倒を見るのは大変そう
  • 元気一杯
  • 若くて可愛い

もしくは、「女性の職場で怖そう…」でしょうか。

「優しい」かどうかはわかりませんが…「子ども好き」「大変」「女性の職場」はその通りです。

中でも「女性の職場で怖そう」は、巻き込まれるかどうかは別として人間関係のトラブルが多いのは事実です。

幼稚園教諭
先生同士のいじめの実態

どんな職場でも多少の人間関係の悩みはあるものですし、いじめのようなことがある職場もあります。

そのなかでもやはり、女性が多い職場はトラブルが多いというのは間違いないでしょう。

幼稚園は女性が多く子どもをまとめる役割ということもあり、しっかりとした気の強い人が多いのが特徴です。

特に、先輩から後輩に対する厳しい態度やいじめはよく耳にする話です。

幼稚園教諭のいじめ相手「先輩」

いじめや嫌がらせをしてくる相手で一番多いのが、『先輩』です。

これは『厳しい先輩』の場合もありますが『単なる嫌な奴』の場合が圧倒的に多いです。特に新任の時に、この嫌な先輩とペアを組むことになったら最悪。

新任の間は右も左もわからず先輩に教えてもうらしかありません。がその相手が嫌なやつだったら毎日ストレスですね。

こういった先輩の態度は3パターンに分かれます。

①仕事丸投げパターン

新任でまだ慣れずいっぱいいっぱいの時に先輩は涼しい顔をしてのんびり。

子どもをうまくまとめられずあたふたしていても知らん顔。そして、泣きそうになったころサラッと子どもたちをまとめてこちらに冷たい目線。

慣れない週案や月案も丸投げで、することはダメ出しのみ。製作物もおしつけられて、家に帰ってもひたすら仕事をする日々。

こういう先輩は外面がよく、保護者や園長に信頼されている場合が多いので厄介です。

②放置パターン

教えてもらわねば分からない状態なのに、何も指示をくれず、教えてもくれないタイプです。

保育内容などを全部ひとりで決めてしまい、勝手にすすめてしまうのです。そして指示はとても雑。そのため理解できずにあたふたしていると「こんなことも出来ないの?」とため息。

何かにつけて勝手に進めてしまっているので、流れや意味が把握できず日々おどおどすることに。。。

③”ガミガミ”パターン

そしてこれもよくあるのが、なにかにつけガミガミと言ってくるパターンです。質が悪いと、本人に聞こえるか聞こえないからくらいの声で嫌味を言うタイプもいます。

「はぁ、ほんとに使えない」

「疲れるわぁ」

「なんで先生になれたの?」と。

これは、完全にいじめです。

幼稚園教諭のいじめ相手
「同期」「後輩」

もっとも辛いのがこのパターンの「同僚」や「後輩」からいじめられることです。

本来同期は、協力しあったり愚痴や本音を言えるありがたい存在です。しかし、性格の不一致やちょっとしたやっかみなどからいじめや嫌がらせに発展することがあります。

また、珍しいですが後輩の先生から嫌がらせをされることも稀にあります。

この場合、プライドも傷つきますしショックが大きいでしょう。先輩からのいじめにあうより居場所を失いやすく、追い詰められることになります。

幼稚園の間違った伝統によるいじめ

幼稚園によっては「これは1年目の仕事」と決まっているものがあります。たとえば、会議の時のお茶の準備や、行事の片付けなど。

私が実際に1年目に辛かったのはお茶の準備でした。その幼稚園は毎日15時に職員が集まって会議をします。その時の席やお茶、お茶菓子の準備が1年目の仕事でした。

毎年新卒が3~4人いたようなのですが、私の代は私1人。

全員の椅子とおちゃ(コーヒーや紅茶、砂糖を入れる入れないまで覚えてさせられました)お菓子を用意し、片付けもひとり。他にも何かにつけ雑用を任され、大変でした。

毎日1人でバタバタしていましたが、手伝ってくれる人は誰もいませんんでした。

このように「みんなやってきたから」「これは1年目の仕事だから」もいじめのようになる場合があります。

幼稚園で先生同士の
いじめが起こるのはなぜ?

勘違い

まず1つは「勘違い」です。「先生」と呼ばれる職業は、どうしても自分の事を「偉い」と勘違いしてしまうのです。

1人担任だと、すべて自分の考えで子どもを動かします。自分が「王様」の様に勘違いする人がいるのです。

そのような人が先輩になると、後輩にも「自分が絶対」というような態度をとることがあります。

 余裕のなさ

幼稚園教諭の仕事は本当に重労働です。体力的にも大変ですし、仕事量も半端なく多いのです。

そんな負担により、人を思いやるほどの時間も余裕もなくなってしまうのです。

 仕返し

これは、個人に対してではなく、園の伝統に対する仕返しです。新任の時、先輩にいびられながらやってきた。雑用をたくさんやらされてきた。

そんな新任時代を過ごした人が先輩になると、自分がやらされてきたことを新任にやらせたくなるのです。負の連鎖ですね。

幼稚園で他の先生からのいじめ
助けてくれる人は?

残念ながら、いません。

例えば、保護者との間のトラブルであれば園長や主任などが間に入り対応してくれることがあります。しかし、職員間でのトラブルに園長などが入り、解決した。という話は聞いたことがありません。

離職率の高い幼稚園教諭の仕事では3年もいればベテランですし、なかなかベテランに意見を言える立場の人はいません。それに、もし誰かが間に入って注意してくれたとしても、先輩の態度が変わる。という事は考えにくでしょう。

無視や仕事の押し付けなどは表面化しづらく、「指導」と言ってしまえばそれまでです。保育室という閉鎖された環境の中で行われることですので、誰かに相談して解決するのはほぼ不可能でしょう。

ただ、最近ではSNSでの拡散などが騒がれていますので、証拠があればそれを元に多少強気の話し合いができる可能性はあります。

意外かもしれませんが、私がオススメしたいのは転職サイトです。

保育専門の転職サイトは、保育の職場事情にとても詳しいので親身になって話を聞いたりアドバイスをくれます。

転職サイトですので「転職しよう」と決めた時にはもちろん就職先を紹介してくれますし「人間関係のよさ」に注意を払った求人を案内してくれます。

  • 誰かに話したい
  • これはいじめなのか
  • どこもこんな感じなのか
  • 人間関係の良い保育職なんてあるか

こう感じているなら、一度話を聞いてみるといいと思います。保育ひろばであれば相談だけでも親身になってくれるのでオススメです。

公的な相談機関を頼る

どうしても耐えられず、園長や主任などに相談しても解決しなかった場合、公的な相談機関を利用することも可能です。公立か私立かによって違いますが、市役所や教育委員会に相談する事も可能です。

また、厚生労働省がパワハラ防止をうちだしており、専門の相談窓口も設けられています。こういったところに相談するのもひとつです。

あかるい職場応援団(厚生労働省)

https://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/inquiry-counter

 この場合、匿名で相談することもできますが、匿名の場合具体的な内容が話せないため、具体的な解決に至らない可能性が高くなります。

しかし、実名や具体的な内容を相談した場合、誰からの相談かが分かってしまい、園全体を敵にまわす可能性が出てくるので避けるべきです。

いじめが原因で
幼稚園へ行くのが辛いなら

こうした、先輩や同僚からのいじめにあい、毎日が辛い場合どうすればいいのか。

それは「我慢できるレベルかどうか」が重要なカギです。

なんとか我慢できるレベルの場合

まず、新任1年目は我慢できるのであれば、我慢して続けましょう。

どんな仕事であれ慣れるまでは辛いものです。辛ければ辛いほど、続けた時にやりがいや達成感を得られます。あなたが2年、3年と経験を重ねた時、もしかすると先輩の気持ちが少しわかるかもしれません。

はじめはできなくて当然。なのですが、幼稚園教諭は慣れてからも仕事に追われる、大変な職業です。そんな中、半人前の新任とペアを組むのはとても負担です。イライラしてしまうこともあるのです。

それほど酷いことをしている、という自覚がない場合もあります。もしかすると、こちら側が慣れない不安の中で、必要以上に委縮し、おびえすぎているのかもしれません。

仕事さえ覚えれば解決する場合もありますので、「我慢できる範囲」であれば頑張って続けましょう。

休みの日にも思い出して憂鬱になるレベル

「休み日」にも思い出して憂鬱になったり、体調が悪くなるような場合は、迷うことなく幼稚園を去りましょう。

決してあなたを無責任なんて思いませんし、根性がない。などとは思いません。毎日一緒に働く人からのいじめは、想像以上にあなたにダメージを与えています。

きっと先輩の目が気になって、子どもの前でも心から笑えていないのではないでしょうか。そんな環境で頑張って続けて、その先にあるものはなんでしょうか?

子どものことより先輩の目が気になり、休日にも憂鬱になり。それでも頑張り、心や身体を壊してしまった人がたくさんいます。そうなれば、もちろん幼稚園教諭を続けることなんてできなくなります。

今の幼稚園を辞めても、人生が終わるワケではありません。世の中には、いい職場がたくさんあります。そういう職場に出会えれば「辞めて正解だった」ときっと思るはずです。

今は、「責任感」や「根性がないだけなのではないか」と自分を責めて決断できないかもしれませんが、大丈夫です。

あなたの責任ではなく、先輩の責任です。職場を変えて出直しましょう。心や身体を病んでしまっては、元も子もありません。

まとめ

いじめは、受けたほうは心や身体に大きなダメージを受けます。

時には少しの期間耐えることも必要かもしれませんし、そうすることでおさまることもあるでしょう。

しかし、心や身体に影響が出てまで我慢したり頑張る必要はありません。

どんな時でも「いじめる方が悪い」。これは保育者として胸を張って言えなければいけません。

ですから、あなたも自分を責めず、環境を変えたり時には逃げ出すことも勇気だと知ってください。

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