現役の幼稚園教諭が解説!「持ち帰り仕事」の内容&時短のコツ

幼稚園教諭というと、切っても切れないのが持ち帰り仕事です。もはや、幼稚園教諭の持ち帰り仕事は当たり前になってしまっています。

まだ、社会人になっていない方は幼稚園教諭はどんな持ち帰り仕事があるのか、また現役の幼稚園教諭には共感できるポイントも感じてもらいながら、少しでも持ち帰り仕事を時短で行う方法をお伝えしていきます。

「幼稚園教諭の持ち帰り仕事はどうにもならない・・・」と諦めずにぜひこの記事を読んで今後の参考にしてみてくださいね。

幼稚園教諭「持ち帰り仕事」の内容

日中は子どもたちの保育をして家に帰ってもたくさんの仕事をこなしている幼稚園教諭。幼稚園によっても多少の違いはありますが、基本的な持ち帰り仕事はこんな感じです。

週案・月案・日案などの書類

毎週、毎月、幼稚園によっては毎日の保育を幼稚園のカリキュラムと照らし合わせながら、ねらいに基づいて保育を計画していきます。

ねらいに基づいた環境設定や配慮などを考え、日々の保育がスムーズに行えるようにすることが目的です。

勤務時間内でできる幼稚園は少ないので、大半の幼稚園教諭は家に持ち帰って書類仕事をしています。

製作物の準備

保育活動の中で様々な製作などを行うと思いますが、これらの準備もなかなか勤務時間内にできることは少ないです。

学年で統一の製作などは、学年の幼稚園教諭たちと勤務時間内に準備できるかと思いますがクラスの壁面飾りやクラスの製作などは基本的に自分で準備をします。

担当している学年が小さい程、子どもたちだけではできることが限られるので、必然的に準備するものも増えていきます。

帳面の集計やクラス便り

月末には毎日子どもたちが出席シールを貼る帳面に出席日数・身体測定の記録などを記入します。

帳面の種類によっては毎月メッセージを書く欄もあり、クラスの人数分メッセージを書くとなると人数も多いですし、何を書こうかと考え、意外と時間がかかります。

クラス便りはパソコンで行う幼稚園もあれば、手書きの幼稚園もあります。

毎月の保育活動の様子や月ごとのお知らせやお願いなどを記載したり、日々の子どもたちの写真を載せる幼稚園もあります。

ピアノの練習

たくさんの歌やリズム遊び等を行う幼稚園なのでピアノの練習は必須です。得意な人は初見で楽譜を見ただけで弾ける人もいますが、殆どの人は家で練習していることでしょう。

勤務中に練習できる時間はあまりないです。

行事や保育の計画

様々な行事の立案も持ち帰り仕事の一つです。日々の保育ももちろんですが、運動会や発表会、季節の行事などの保育内容を考えなければいけません。

毎年同じ内容ということはできないので、行事前になると頭を抱える幼稚園教諭も多いのではないでしょうか。

児童要録

学年末には、それぞれの子どもたちの1年間の成長を記す児童要録というものがあります。

クラスの人数分を一人で書くので内容を検討するのも書くのにも時間もかかり、学年末の最大の持ち帰り仕事といっても過言ではありません。

幼稚園教諭の「持ち帰り仕事」
頻度と量は?

実際に持ち帰り仕事の頻度や量はどれぐらいなのか、これから幼稚園教諭になろうと考えている方に知ってもらえたら嬉しいです。

1.頻度

月末は月案やクラス便り、帳面の集計などで持ち帰り仕事が多くなりがちです。他にも週案は毎週ありますし、製作の準備なども定期的にあるでしょう。

行事が少ない月などは、比較的持ち帰り仕事も少ないですが、ピアノの練習や先の行事のことを早めに考えるとなると持ち帰り仕事が全くないという期間は少ないでしょう。

2.量

量は幼稚園によってばらつきがあります。週案、日案などの書類がない幼稚園もあります。また、量は同じでも新任の幼稚園教諭はまだ上手く仕事を回せず、時間がかかり量が多いと感じることが多いでしょう。

経験年数を重ねていくと早くやるコツを掴めるようになり、短い時間で持ち帰り仕事をこなせるようになります。

幼稚園教諭の「持ち帰り仕事」
うまくこなす6つのコツ

どんなに持ち帰り仕事が多くても、少しでも自分の時間を確保したいですし、早く仕事は終わらせたいですよね。

その為に持ち帰り仕事を早くこなすコツをお伝えします。参考にしてみてくださいね。

普段から情報を集め、アイデアをためておく

行事の内容や製作物など、ぎりぎりになって考えていると時間もないことから焦り、余計にいいアイデアが浮かびません。

普段からやってみたいことや、これならできそうだなということを考えたりアイデアをためておくとスムーズに計画ができます。

ネットやSNSでも様々なアイデアがのっているのでそれらを参考にしたり「次はこれをやろう」など決めておくのもコツです。

完璧を求めすぎない

書類仕事やお便り等どうしても完璧にやろうと思ってしまう幼稚園教諭も多いはず。

それはとても良い心がけですが、そればかりに気をとられてしまうと時間や労力ばかりかかってしまって他のことにも支障をきたすかもしれません。

時には「これくらいで大丈夫」と妥協をすることも大切です。少しずつ、コツも掴めるようになりますしやっていくうちに言い回しや表現の仕方も上手になっていきます。

同僚と協力をする

 一人で抱えこんでしまうとストレスにも繋がってしまいますし大変です。

協力できることは協力し合い、持ち帰り仕事を上手く回していきましょう。特に製作準備などは協力し合えるものの一つです。

行事の計画なども同僚と協力して考えることで、自分だけでは重い浮かばなかったアイデアが出てくるかもしれません。

保育雑誌を活用する

 保育雑誌には製作物、リズム遊びや簡易伴奏、書類の書き方など様々なものがあります。

それらを活用することで特に新任の幼稚園教諭は様々なアイデアや書類の書き方を学ぶことができ、持ち帰り仕事の参考になります。

書類などではそのまま使える言い回しもあったり、表現の仕方を覚えていくことができます。

定期購読の保育雑誌を購入してもいいですし、書店にも様々な保育雑誌があるので是非活用してみましょう。

早くできるコツを先輩から学ぶ

先輩たちは様々な経験をして持ち帰り仕事をこなす術を身に付けています。

どのように進めているのか、具体的なコツがあるのかを実際に先輩に聞いてみることもコツの一つです。

書類仕事など上手く進められない時、先輩のものを参考程度に見せてもらうのも良いでしょう。

子供の様子を定期的にメモしておく

日々の子どもの成長の様子や出来ごとなどを簡単でも良いのでメモをしておきます。そうすることで毎月の帳面のメッセージを書く際も何を書こうか・・・と悩む時間も減ります。

また「この時期にこんなことができるようになった」「この時期、友だちとこんなトラブルがあった」等もメモしておくと学年末の児童要録を書く際年間の子どもの成長の様子を書きやすくなります。

何もメモがないと1学期や当初の子どもの様子を思い出すのは時間がかかりますし、意外と忘れてしまっていることもあります。

また、それをクラスの人数分行うとなると大変です。とても役立つコツなので是非、行ってみてください。

幼稚園教諭
「持ち帰り仕事」がない職場

持ち帰りの仕事を最小限にするためには努力と工夫が必須です。また、どれだけ一生懸命やったところで個人の頑張りで持ち帰りをゼロにすることは不可能に近いのが現実です。

持ち帰りの仕事なしで幼稚園教諭をしたいのであれば「持ち帰りをさせない職場」で働くことです。

保育職不足が深刻な今、保育職の待遇はどんどん改善されています。「たくさんある!」とは言えませんが、持ち帰りのない幼稚園は存在します。

ハローワークなどでそういった求人を見かけることはまずありませんが、保育専門の転職支援サイトではちらほらではありますが扱われています。

登録後、担当者に「持ち帰りのない求人が出たら連絡をして欲しい」と伝えておけば、非公開求人なども優先的に紹介してくれるようになります。

ぜひ、種をまいておくことをお勧めします。

保育専門の転職支援サイトはいくつかありますが「保育ひろば」というサイトが幼稚園教諭の求人が特に多い印象です。

まとめ

家でもたくさんの持ち帰り仕事をこなしている幼稚園教諭、本当に日々頑張っていることと思います。

時短できるコツを掴みつつも「もう無理」と感じてしまったら、持ち帰り仕事が少なかったり持ち帰り仕事がない幼稚園に転職するのも一つの手です。

自分の時間も大切にしながら、幼稚園教諭という仕事を楽しんでくださいね。

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