現在専業主婦をしていたり、子育て中のママが「もう一度幼稚園教諭に戻りたいな」と思っても、なかなかその一歩を踏み出すことは難しいのではないでしょうか。
その理由は、何と言っても「激務」。
主婦業や、ましてや母親業と掛け持ちして出来るような仕事ではないからです。しかし、保育職は今深刻な人手不足。
実は、主婦や子育て中の人でも活躍できる環境がたくさんあるって知っていましたか?
1.幼稚園教諭免許で出来る仕事
幼稚園教諭免許を持っていると、幼稚園で先生として働くことができます。
しかし、それだけでなく、深刻な保育士不足を補うために「保育園で幼稚園教諭を採用するケース」も増えています。
また、幼稚園教諭免許を持っている人の中には保育士資格を取得している人も多いはずです。もし、この2つを持っているのなら「認定子ども園」で働く事ができ、選択肢の幅は大きく広がります。
2.主婦が幼稚園教諭として働くには
主婦として家事や育児を頑張っている人が、幼稚園教諭として活躍することは可能なのでしょうか。
一度でも幼稚園教諭を経験したことのある人ならば、「絶対無理!!」と答えるのではないでしょうか。
独身で実家暮らし。食事や洗濯など全てを親に頼っていても「毎日へとへと」だった人が多いはずです。そんな幼稚園教諭を、歳を重ね体力が落ちた自分が家庭や子育てと両立なんて・・・
想像しただけでも無謀な挑戦ですね。
しかし、それはフルパワーで働く姿を想像するからです。幼稚園教諭でも「担任を持たない」働き方があります。
また、「残業はさせない(持ち帰りも)」方針の幼稚園も存在します。そういった環境で「限られた時間の中」で頑張るという働き方もあるのです。
また、深刻な保育士不足の影響で、保育園が幼稚園教諭を採用するケースが増えています。保育園は幼稚園に比べ保育時間が長いため、シフト制の場合が多いです。
そうなると、「延長の早朝の2時間だけや夕方の2時間だけ働く」という事も出来ますし、「子どもが一番多い9時から15時まで働く」というようなことも可能です。
あなたが独身の頃にプライベートを犠牲にしてまで頑張っていた様な働きは出来なくても、家庭と仕事を両立させる働き方は存在します。
3.「主婦歓迎」の仕事を探す方法
では、フルパワーではなく、限定的な頑張りを求めている職場はどうやって探せばいいのでしょうか。
こういった特殊な求人を自力で探すにはかなりの時間がかかります。
そのため「相談」できる場所で探すのがおすすめです。
例えばハローワークなら、相談窓口で希望を伝えれば求人票にはのっていない情報も含めおすすめの職場を紹介してくれるでしょう。
また、転職サイトという、転職や就職の手助けをしてくれるサイトを利用すれば、比較的簡単に希望にあう職場が見つかるはずです。
保育専門の転職サイトであれば、1万件という膨大な求人を扱っているところも多く、選択肢が増えます。
選択肢が多いという事は、あなたの希望が叶う可能性が高いということです。また、多くの求人の中からあなたが自力で求人を探し出す必要はなく、あなたの担当者があなたに代わり求人を探し出してくれます。
個人的には、ハローワークは直接足を運ぶのが面倒で積極的には利用していません・・・。
2歳の子供を連れてバスに30分。求人票をゆっくり見ることも、窓口でゆっくり相談することもままなりません。。。
転職サイトは、電話とメールで全てが済むので非常にありがたいです。
4.まとめ
yomoko
幼稚園教諭を「しんどい!」と思って辞めた人も、保育現場を離れて時間が経ち、また、自分の子どもが生まれたりすると「また保育現場に戻りたい」と思う人も多いはずです。
子どもは本当に可愛く、保育の現場は大変ながらも非常にやりがいのある仕事です。
保育現場は人手不足で、1人でも多くの人にほいく現場に復帰して欲しいと国や自治体は必死です。
もし、少しでも保育の仕事に興味があるのであれば、相談するところからはじめてみましょう。
自分が本当に必要とされているのかわかってから、本当に働くか決めても全く問題ありませんよ。